胃が食べ物をドロドロにする!

前回の消化や分解のお話はこちら

胃がいかにして食べ物をドロドロしてくれるのか?

そのあたりを書いてみようと思います。

食べ物は口から食道、そして胃へ。

食道は喉と胃をつないでくれている消化管の一部です。

胃は袋状の消化器官です。

内側は粘膜。

外側は発達した筋肉で覆われています。

食べ物が胃に入ると・・・

胃に食べ物が入ると、収縮と弛緩を繰り返す蠕動運動が起こります

食べ物を混ぜ、握りつぶすようにして細かくしてくれます。

蠕動運動は3層の筋肉によるものです!

1分間に3回程規則的に動きます。

さらに内側の粘膜から消化酵素を含む胃液が分泌されます。

この相乗効果で、食べた物がおかゆの様になります。

胃の出口である幽門(ゆうもん)から十二指腸へと流れていきます。

おまけ

食道から食べ物が逆立ちしても逆流しないのはなぜでしょう??

それは・・・

食べた物は食道を落下しているのではなく、蠕動運動によって胃へ運ばれているからです。

食べ物が入ってくると、脳からの指令で食道が開き、蠕動運動するのです。

胃もたれと胃痛

同じように使っていませんか?

これ違います笑

どちらも消化活動に支障をきたいしているのですが・・・

胃痛は自律神経の乱れなどで、胃酸分泌量が増え、粘膜に炎症が起きている状態。

胃もたれは胃の働きが弱って、胃酸分泌量は減り、消化不良を起こしている状態。

全く正反対ですよね?

リラックスして食事を摂る重要性はこういう事にも繋がります。

好きな人と一緒に食事を!

楽しく食事する事で食べ過ぎを防ぎ、消化力もあがり、栄養を無駄なく取り込めるのです。

仕事の事を考えながらとか、イライラする事を考えながらとか・・・

蠕動運動止まります!!!

この蠕動運動は副交感神経の支配下なので、リラックスしないと胃もたれしますし、胃痛も起きます。

今夜は好きな人とゆっくり食べてみませんか?♡

どうぞご安全に~(*^_^*)

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