今回は小腸について書いてみようと思います。
みなさんが小腸と聞いて思い浮かべる事はどんな事ですか?
全く想像も付かない方も多いかも知れませ。
目次
小腸の大きさ
小腸は十二指腸、空腸、回腸からなり、その総称です。
全長7〜8m程にもなり、全て広げると20畳ほどにもなります!
その長さや大きさを考えると、どうやってこのお腹に収まっているの不思議ですよね笑
小腸の働き
胃でどろどろにされた食物は小腸へと運ばれて来ます。
ここ小腸では更に腸液と言う消化液を出して、
最終的に身体に吸収出来る状態にまで分解します。
分解の話しは吸収のブログでもお伝えしましたので、ここでは割愛します。
小腸で最終段階まで分解された食物は、小腸の粘膜にある絨毛(じゅうもう)から吸収されます。
粘膜にはびっしりと突起状の絨毛がついていて、少しでも多くの栄養を吸収出来るように表面積を増やしています。
たくさんの栄養を効率良く!
素晴らしい人体の作りですね(*´꒳`*)
パイエル板
小腸の後半部分にあたる回腸。
この部分にはパイエル板と呼ばれる免疫機能を支える場所があります。
このパイエル板がある事で、食物と一緒に入ってきた細菌やウイルスなどを排除してくれています。
この機能を腸管免疫と言います。
そして全身の約70%の免疫を、この腸内が担っています!
凄いぞ腸!!
だからこそ腸内環境が大事だと言われるのですね。
リーキーガット
栄養を吸収してくれる絨毛ですが、ストレスや食生活の乱れなどによって、上手く機能出来ない状態になる事があります。
その状態をリーキーガット(腸漏れ症)と言います。
本来なら、絨毛にある細胞は隣同士ピッタリと繋がっているのですが、この細胞に隙間が出来てしまうのです。
そしてその隙間から未消化の食物が体内に入ります。
未消化の食物が体内に周ると、アレルギーなどを引き起こしたり、体調不良の原因となります。
アレルギーのある方はリーキーガットを疑ってみてはいかがですか?
リーキーガットについてはまた追々かいてみようと思います。
豆知識
十二指腸は指を12本並べた長さが、名前の由来です笑
そして・・・
脳より腸のほうが頭が良い何てことも言われています。
腸って本当にすごいんです!
少し腸の事が分かってもらえましたか?
次回は大腸の事を書いてみようと思います。
どうぞみなさんご安全に〜(*´꒳`*)
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