腎臓の働き⑥はこちら
目次
腎臓病の行きつく先
☆原発性腎臓病
腎臓そのものに原因がある場合です。
代表的な病状は「糸球体腎炎」
その中でも特に日本人に多いのが「IgA腎症」
この腎症は透析に至る事が極めて高い事で知られています。
10年で20%
20年で40%
の人が人工透析になります。
「腎盂腎炎」「腎結石」などもここに入ります。
☆続発性腎臓病
腎臓以外が原因で起こった腎臓病。
代表的なものは糖尿病が原因の「糖尿病性腎症」や
高血圧や動脈硬化が原因の「腎硬化症」
指標として腎臓がどのくらいろ過機能が残っているのか検査をして
「慢性腎臓病」なのか確定させます。
その検査は…
健康であれば尿中に排泄されるはずのないタンパク質が
ろ過されず出てきてしまっている「タンパク尿」(尿検査)を調べる。
そしてどのくらいろ過出来てきるのかを知る「eGFR」
(血液検査)で測ります。(60%以下)
この2つのどちらか、または両方が3か月以上継続する場合が慢性腎臓病と診断されます。
腎臓は治るのか?治らないのか??
今現在は「治らない」とされています。
なので人工透析まで行ってしまったら
死ぬまで止められないのです。
沈黙の臓器なので症状が出たころには腎臓は力つきる寸前・・・
その寸前が「尿毒症」です。
錯乱
意識障害
不眠
痙攣
貧血
むくみ
不整脈
高血圧
さらには腎臓だけでなく心臓にも。
心不全
心膜炎
心筋炎など
命に関わる症状も出ます。
もうここまで来たら病気のデパート・・・(´;ω;`)ウゥゥ
こうなる前に貴方の腎臓を守りましょう!!
どうぞご安全に~。
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