腎臓の働き⑤

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5)赤血球の産生を促す

赤血球は背骨の中にある骨髄で作られています。

この骨髄に赤血球の生成を促すホルモン「エリスロポエチン」を

腎臓から分泌します。

日々大量の血液が流れ込んでくる腎臓は

血中の酸素状態を感知することでエリスロポエチンを分泌して

必要な赤血球量を保っています。

腎臓機能低下が起こると

このホルモンも減少し

腎性貧血に陥ることがあります。

6)ビタミンDの活性化

体内のビタミンDを腎臓で「活性型ビタミンD」に変化させる働きもあります。

活性型ビタミンDは骨の強化、血中のカルシウム濃度の調整に関わります。

ちなみにこのビタミンDですが

腎臓で活性型ビタミンDに変化しないと体内で使えません。

腸管からカルシウムを吸収し

骨へのカルシウム沈着を促して強い骨にしてくれます。

またカルシウム濃度が下がると

低カルシウム血症となり

しびれや痙攣を引き起こしたりします。

腎機能が下がると骨粗鬆症にも貧血にもなる

みなさんどうぞご安全に~!!

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