腎臓の働き③はこちら
目次
4)血圧の調整
腎臓は血圧を調整するホルモン産生にもかかわっています。
血圧が下がると
血液が身体の隅々まで行き渡らなくなり
細胞に酸素や栄養が届けられないのです。
血圧が下がる=死
生命維持をする上でとても危険な状態なのです。
血圧を上げる「レニン」
血管を収縮させて血圧を上げるために必要な
レニンというホルモンを出します。
血圧低下を察知するとレニンを出し
さらにレニンがアンジオテンシンというホルモンに働きかけ血圧を上げます。
ナトリウムの再吸収でも上がる
尿管で再吸収されたナトリウムが血中に増えると
血液量が増えて血圧が上がります。
血圧を下げる
逆に高すぎる時は
腎臓の髄質と言うところから
「カリクレイン」
「キニン」
「プロスタグランジン」
というホルモンを出して
血管を拡張させて血圧を下げます。
血圧のコントロールも腎臓の重要な働きなので
腎機能低下があると
血圧のコントロールが不安定になり
高血圧を発症します。
どうぞご安全に~!
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