先日、骨粗しょう症について質問を頂きました。
骨粗しょう症のお話も大事ですが、そもそも骨はなにから出来ているのか知らないとダメだと思ったので、今日は骨について書いてみます。
目次
骨の成分
骨と聞いたら、まずカルシウムでしょ!とみなさん言いますよね?
その認識は捨てたほうがいいかも笑
骨は・・・
コラーゲン(たんぱく質+ビタミンC+鉄)
カルシウム
マグネシウム
ビタミンK
から出来ています。
カスケード理論
これが分からないと、何でカルシウムじゃないのかが理解出来ません。
簡単に言うと順番が大事!
身体を作るときは、どこの部分も順番が狂うと一向に良くなりません。
(カスケード理論の詳しい事が知りたい人は、Google先生に聞いてください笑)
骨が出来る順番
順番が大事って事は絶対忘れないでくださいね!
1)たんぱく質とビタミンCと鉄が十分に足りている状態でコラーゲンが出来ます。
2)コラーゲンが工事現場のように足場を作ってくれます。
3)足場の間にカルシウムが入ります。
4)マグネシウムがカルシウムの量を調整してくれます。
5)ビタミンKがカルシウムを沈着させてくれます。
なので骨に必要なのは・・・
まずたんぱく質です!
そしてビタミンCと鉄。
カルシウムはそのあとです。
なぜ女子に骨折が多いのか?
骨をつくるのに鉄が必要だからです。
女子の80%が貧血と言われていますから・・・泣
骨に関する事を治したいと思うなら、まずたんぱく質。
ざっくりとたんぱく質量を覚える
肉、魚は100gで20gのたんぱく質が摂れます。
卵は2個で10g。
骨の事で悩みがある場合は、違う部位にも悩みがある人がほとんど。
その場合は体重の1,5倍~2倍のたんぱく質を身体は要求してきます。
50kgの人なら、1日に75g~100gのたんぱく質が必要ですね!
もし肉のみで1日分のたんぱく質を賄うとしたら、少なくとも400g以上必要です。
元々足りていないので、その症状が出ているわけです。
貧血にもたんぱく質は第一選択。
もうすべてはたんぱく質を食べなければ意味が無いのです。
また続きも書いてみようと思います!
どうぞみなさんご安全に(*^_^*)
コメントを残す