腎臓の働き④はこちら
目次
5)赤血球の産生を促す
赤血球は背骨の中にある骨髄で作られています。
この骨髄に赤血球の生成を促すホルモン「エリスロポエチン」を
腎臓から分泌します。
日々大量の血液が流れ込んでくる腎臓は
血中の酸素状態を感知することでエリスロポエチンを分泌して
必要な赤血球量を保っています。
腎臓機能低下が起こると
このホルモンも減少し
腎性貧血に陥ることがあります。
6)ビタミンDの活性化
体内のビタミンDを腎臓で「活性型ビタミンD」に変化させる働きもあります。
活性型ビタミンDは骨の強化、血中のカルシウム濃度の調整に関わります。
ちなみにこのビタミンDですが
腎臓で活性型ビタミンDに変化しないと体内で使えません。
腸管からカルシウムを吸収し
骨へのカルシウム沈着を促して強い骨にしてくれます。
またカルシウム濃度が下がると
低カルシウム血症となり
しびれや痙攣を引き起こしたりします。
腎機能が下がると骨粗鬆症にも貧血にもなる。
みなさんどうぞご安全に~!!
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