体内の水分がどこにどんな感じで存在するのか?
ちょっとお話してみようと思います。
血液の成分についてはこちら
目次
体内の水分
新生児約70%~80%
成人約60%~70%
高齢者約50%~60%
年齢を重ねる度に水分量は減っていきます。
どこの水分が減るのか?
その減っていく水分はどこにあった水分なのでしょう?
人間の身体から水分が無くなったら死んでしまう事はみなさんもご存じかと思います。
それくらい水分は大事。
高齢になって減るのは細胞内液です。
細胞内液とは
読んで字のごとく細胞の中にある水分。
細胞外液とは
細胞の外側にある水分。
血管内の血液や細胞と細胞の間にある組織の中などに。
なんで細胞内液が減るの??
それは年齢と共に水分を多く貯蔵出来る筋肉細胞が減少。
その代わりに水分を貯蔵出来ない脂肪細胞が増加。
なので細胞内の水分が減っていきます。
高齢者の熱中症(脱水)
元々細胞内の水分が少ない高齢者。
外気温に対する感覚も鈍ります。
若者は細胞外の水分が減ってしまうと、細胞内から水分を放出して
体内全体の水分量を維持します。
しかし高齢者は細胞内の水分が少ないので、そのまま倒れてしまうのです。
筋肉細胞
この筋肉細胞の水分量は80%です。
そして脂肪細胞は20%。
潤いのある若々しい身体は筋肉にポイントがあると言っても過言ではないでしょう!
どうぞご安全に~(*^_^*)
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